部下が「思う」プロセスを汲み取れる上司はすごい。
どうも、イェーガーです。
ビジネス社会は多種多様で、十人十色の
なんでもあり得る世界だと思っています。
それは私が、飲食店に勤めており、
様々なお客様との出会いがあるから。
相手が出会いと思っていなくても
こちらは山盛りの観察できることがあるから。
その中で、はてぶに取り上げられたこの記事に
ついてわたしも書いてみようかなと思いました。
個人的には白黒はっきりしていることが
好きなので、あしみさんの仰ることも一理ありと感じました。
また、ブコメの皆さんの評価もそうだなー。と。
上司は部下を管理して組織目標を目指す
当たり前ですが組織である以上、トップのしたいこと、目指すべき目標のために各チームは動きますし、日々の仕事があります。
大企業に勤めたことはありませんが、組織が大きくなればなるほど、ビジネス規模も大きくなる一方で、各自のパフォーマンス(労働時間、スキルetc)は有限なので、業務が細分化された大きなチームとなります。
その細分化されたチームを管理するのが管理職となります。一人のチームメンバーとして仕事をすれば10の仕事量かもしれませんが、管理者は、
10の業務×20人のチーム=200の業務
を、管理していることになります。しんど。
もちろんプレイングマネージャーの立場になると200の業務管理と、ここに10以上の業務(マネージャーとしてあるべき営業成績)が乗るのではないでしょうか。
大変ですね。上司って。。。
上司のすべき管理とは
おもに3つ。
- 数値管理
- 業務管理
ここで、計画した行動目標が現実的でなかったり、計画にそもそも精神論が入ってたら鬼畜。
部下が目標達成するための日々の業務進捗を管理することで、業務の追加修正を行っていく。
- メンタル管理
日々の小さな成功や失敗に寄り添い、目標に向かえる環境を作ること。難しいですよね。。。
当初の「思います」の話
本題に戻るまでに時間がかかりましたが、
部下の気持ち、思い、予想、うんぬんを
どう評価するか。
あしみさんも、ブコメの皆さんも全部正解じゃないんでしょうか。
私は白黒はっきりしたことが好きなので、
よく「できると思いますけど。。。」という部下にはっきりした回答を求めます。
「けどかぁ。懸念は何?」と。
すると、少なからず部下も少しずつ不満や不安を漏らしてくれます。懸念に対して私からの解決策を提示したり、そもそも認識のズレを見つけて修正したりと時間をとれば、必然的にできるできないの二択に近づいていきます。
上述した通り、上司は業務管理をしていますので、10働く部下に対して、1の業務を追加したわけです。それは、上司の目線では適切な判断かと思います。
- 調子が良く月間目標の達成も見えてるので目標を上方修正
- 少しスランプ気味なので、追加業務で挽回を狙う
- Aさんがインフルなので、Bさん以降に業務の再分配
上司は200というチームの工数が見えているので、追加・修正の最適化を図っているだけ。
ただあとひと手間必要なのはメンタル管理。
業務を、1だけ追加と思っていても、部下からしたら10%の業務追加。上司から見たらたった0.5%なのに。。。
この意識、見え方、感じ方の差分を埋めて、
部下を信頼して業務を追加しているという共通認識がとれたら、チームは健全化しますし、
思いますが、できる・できないの二択に近づくんだろうなと思います。
さいごに
いろいろ書きましたが、バッキバキの成果主義の外資企業の有能なプレイングマネージャーにこのマネジメント手法は通用するんですかね?
また、マネジメントって?と考える機会のある企業は日本にどれくらいあるんでしょうか?
皆さんの育ってきた経験が皆さんのすべてですので、私の記事は子供のままごと程度に感じる方もいらっしゃると思います。
ただ、部下の真意を2分でも5分でもいいので汲み取りさえすれば、組織は健全な方向に動くはずです。5分の投資で最大限の効果が得られるのであれば実施しない手はないと思います。
部下として活躍している皆さん、「思います」に対して煮え切らない態度の上司がいるならば、2分くださいと、真意を伝えて共通の認識を持ちましょう。懸念やリスク、はたまた合コンの予定に対して上司はどのように感じているのか。それは緊急のことなのか、期日は本当になるはやなのか。
上記が通用しない上司をお持ちの皆さま。
お疲れ様です。
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ではまた。
p.s.
ちなみに、私をすごいと言ってるのではありません。私はメンタル管理が下手なので、上述の成功体験が極端に少ないです。
だからこそ、私以外の職場の上司たちができていることに対して「すごい!」と尊敬していることを添えておきます。