世の中は自分のちからで面白く

そろそろ30歳だが、思い描いた30歳なのだろうか。

震災支援って何ができるのか勉強になったことをまとめてみた

どうも、イェーガーです。

連日放送されている九州での大震災に関して、九州にいない私たちでできることを書いていこうと思います。
※うっかりタイトルを忘れるという大失態で、再UPしています。。。

献血

これは本当に大事。そもそも災害が起こる前の日常でも至る所で血液不足なので、街頭の献血車でも必死に血液の募集を行っている方がいるのに、災害や大事故が起こるとさらに血液が不足します。あいにく私の血液は他人に輸血できる品質ではないので、他人事になってしまいますが血液不足で亡くなってしまう方が少しでも少なくなるために行ってもらえればな。

募金

私個人的にこれはあまりお勧めしにくいのですが、というのも「募金額のいくら」が「被災地のどこに」充てられるのかが不明確なので、本当に還元されるのか不安という思いがあります。とはいえ、1万円の募金が100円になっても被災地に届くのであれば、募金を管理なさっている団体を信じるしかないなと、私は募金に行っています。

それでも、募金したから満足。ではなくどのように使われたのか?という部分まで追っかけることのできるように私たち自身が関心を持つ。ということも大事なんだなと感じました。

被災地現地でのボランティア

これは、個人で行くよりも組織で行った方が良いと思います。組織で動くと、組織長同士の会話から始まるのでより現地の望む場所、望む内容を、大人数で支援することが可能です。その窓口はどこにするのかというのは組織長のアポイント方法にもよりますが、学生の友人同士で集まって、であったり企業として、ボランティア団体としてという組織を利用する方が的確かと思います。やはり企業やボランティア団体はある程度のノウハウやネットワークがあるので効果的に支援できますよね。

特に大切なこと=今の経済活動を頑張る

私だ読者になっているアニイズムさんの記事です。

www.anizm.xyz

今回はホリエモンの麻雀大会に関して論じていらっしゃいますがその中で、

震災時にFXをやってお金儲けするとか不謹慎だというバカもいるかもしれないが、 どんなあぶく銭であってもお金はお金だし、FXで儲けたお金であっても募金すれば、 そのお金で救われる人はいるという事実。

ホリエモン、出演する麻雀番組が放送延期になり、ツイッターでマジ切れしたことについて思うこと。 - アニイズム

と、少し過激に表現なさっており、サイバーエージェントも稼いだお金を寄付すればいい。とおっしゃっていますがまさにその通りだと思いました。私たちは震災の範囲外で健常な状態であればあるほどお金を稼がなければいけないと思っています。そこ引用するんかい!的なヤジは無しで。。。ブログ素人、ライター素人なので、勉強します。

東日本大震災の時に私の会社の社長が、経営者仲間?の方々と震災支援をしていました。その際、私たち社員に伝えたことは「今の仕事をまっすぐ打ち込んでくれ」だったのです。東日本大震災では原発の風評被害も含めて、東京あたりまで経済的なダメージを受けたそうです。日本のど真ん中のお金の動きが停滞してしまうと、日本としての国力がごっそりと低下してしまいます。なので、関西圏で仕事をしている私たちの店舗はしっかりと運営してほしい。震災にあっていない地域だからこそ、被災地と同じような自粛ムードを作ってしまうと数年後にはより大変なことになってしまうという内容でした。

とはいえ、高単価な和食屋であったりイタリアンであったり。多種多様な飲食店を運営する私たちのお店にも、お客様自体が自粛ムードになったのか売り上げが少しばかり下がったのを覚えています。
ちょうど3月といえば送別会のシーズンでしたので、「東北の支社が被災し、送別会でお酒を飲む雰囲気ではない」と高額な売り上げ見込みのご予約をキャンセルなさった方もいらっしゃいます。。。

それでも、3か月もたてば人はある程度「ふつう」の生活をし始めるので、私たちも必死に店舗運営を行い、その売り上げを社長が支援に充てる。という活動をくりかえしていました。

最後に最も大切なこと=続けること

私の友人が勤めている会社さんでは、東日本大震災から半年ほどたち、数台の軽自動車・軽トラなどを送り届けたらしいです。話を聞くと

・メディアは災害後に起こる様々な問題に解決の目途がたてばニュースでの報道を控え始める
 (ドキュメンタリーが放送されるかは別の話)
・それに合わせてボランティアも少なくなり、災害支援も落ち着いてくる
・国民は「災害復興」の興味がなくなると、「復興支援」への関心はほとんど皆無になる

この復興支援のために機動力の高い自動車を送ることで、町を0(ゼロ)から復興する初速を早めようという思いがあったそうです。
阪神大震災も、東日本大震災も、おそらく今回の震災も、震災直後の生死にかかわるような支援に関しては、国民総動員で行って緊急手術+応急処置的なケアはできています。ただ、術後のケアと健常に戻るまでの介護のような部分の支援が少なくならないように、私たちも常に被災地の現状を考えていく、そしてできることがあれば支援を考えていく必要があるなと感じました。

私たちができることは微々たるものですが、1人1本のペットボトルの水を寄付すれば、1億弱の本数を支援できることになります。数はチカラなりと本当に思います。
余震が落ち着いて、情報の精査が完了したころ、本当に必要なものと今後必要となる支援が見えてくると思います。そのときのためにも私はお店にお越しになるお客様にご満足いただける料理を提供していこうと思います。

ではまた。

災害支援手帖

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