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そろそろ30歳だが、思い描いた30歳なのだろうか。

【おすすめ漫画】文豪ストレイドッグス

どうも、イェーガーです。

先日、TSUTAYAの進化を目の当たりにしました。そして職場でも話題になっていた、噂に聞いていた漫画のレンタルをしてきました。以前ぶらっと立ち寄った書店の「1巻だけ読めるサンプル」で興味が湧いてた、「文豪ストレイドッグス」を全巻借りてきました。※現在9巻まで発売しています

正直、めちゃくちゃおもしろい。

今まで活躍していた文豪の内、半分も読んでいないけど、それでも必要最低限の世界史・日本史で学んで来た作品名や格言が至る所に登場するのでそれすらもワクワクさせてくれる。
是非皆さんも読まれてみてはいかがでしょうか。そんな「文豪ストレイドッグス」をサラッと紹介します。

あらすじ

だいたいぐぐったり、ネットでサンプルよ読んでしまえばわかるのでさらっとです。調べればわかる程度の内容なのですが、ネタバレと感じる人は飛ばしてください。

孤児院を追い出された主人公が、太宰治と知り合い、太宰が所属している「武装探偵社」に誘われる。(誘われるまでに一悶着有り。)そこから裏社会との抗争に入るかとおもいきや、第三の勢力も登場で、三つ巴の戦争に。そもそも「武装探偵社」は軍隊・警察が対処できない荒事を解決するために、各個人が「異能」を持ちあわせた特殊集団であり、マフィア・第三の勢力も右に同じ。しかるに三つ巴の戦争は異能戦争は「異能戦争」と呼ばれ、ストーリーが進んでいく。

キャラクター

太宰治・森鴎外・江戸川乱歩と、昔読んだな-と思い出させてくれるキャラクターがわっさわっさと登場します。このキャラしらないぞ?というキャラも調べてみると、とある作品に登場するヒロインの名前から使っていたりと、文学初級者にも優しい程度の内容ばかり。なかでも各個人の持ち合わせている「異能」。運号らの小説の題名だったり、有名な一小節だったりを使用した能力名に今までにない漢字ばかりでありながら、明治・大正・昭和とノスタルジーを感じさせる語呂であったりと、今までに無いヒーローモノの雰囲気を感じさせてくれる。

おもしろさ

少年マンガのようなわかりやすさもありつつ、キャラの設定上ある程度の知識がなければ漫画のキャラに感情移入できない敷居があったりと、絶妙なバランス感で物語が進んで行くのがおもしろい。とりわけ、エースコミックのカテゴリなのでギャグの構成であったり、漫画家さんの作風がべったりした少年マンガよりも綺麗な仕上がりになっていることも私の中では個人的には好印象でした。昔の私であれば、腐女子向けのキレイ系漫画として読まず嫌いだったかもしれませんが、あの時サンプルを開いて本当に正解でした!(9巻まで出ているのに、それまで開いていないのは、読まず嫌いが発動していたのは秘密。)

私は漫画の作風まで深く語れるような人ではありませんが、今まで読んだ中では「鋼の錬金術師」と「黒執事」のちょうど真ん中のような、私としてはもっとも好きな線で書かれているなぁ。と思っています。おすすめです。(逆に私は「刃牙」「GANTZ」などの作風が苦手です。GANTZは面白いけど。)

総評

わりかし、現実社会でも役立つような作品を読む癖が付いている私ですが、今回は純粋に漫画としてのストーリーやキャラクターだけを好きになって、現実世界を忘れることのできた作品だなー。と感じました。このブログを書いている時に調べてわかったのですが、私がレンタルをした直後に10巻が出ているんですよね。。。
次にTSUTAYAレンタルする際に、何かに混ぜて借りようかなーと思います。

それでは。