世の中は自分のちからで面白く

そろそろ30歳だが、思い描いた30歳なのだろうか。

就活以外でも使える、自分の強みを知る方法

どうも、イェーガーです。

私は、社会人になってから自分の強みというもの本気で考えることになりました。
それまでは自分の本来の強みを知らずに就職活動をしていたことになります。
私はこの本を友人に紹介してもらい、自分の強みを知った時に大きく感銘を受けました。
今から就活をする学生さんにも、これから日々たくさんの業務を覚えていく新社会人の皆さんにも、自分の適性をしっかりと理解して目の前のことに集中してもらえればと思います。
ちなみにですが、他のブログの皆さんは「ストレングスいいよ!」「使ってみなよ!」「メリットはねー」とおっしゃるばかりで具体的な「使い方」まで語っている方が極端に少なくて私は困りました。メリットはとても多いのですが、少しはデメリットもあります。それに使い方が悪ければ以下で紹介する(他ブログでも紹介してる)書籍を購入してもお金の無駄です。
なので、私は強みの使い方までしっかりと説明をしてみました。読み手にやさしい表現ができていないかもしれませんが、随時更新していくつもりですので、ぜひお読みください!


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

  • 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2001/12/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 160人 クリック: 3,045回
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社会人になったら、色々な話を聞いてこの書籍を購入している方も増えているんではないでしょうか。ただ、OB訪問であったり特定の上質な就活セミナーに出会わない限り学生の皆さんが出会える機会ってあるのかな?と思います。この書籍には1冊につき1回分のパスコードが付属されており、そのパスコードを利用することで自分の強みを調べる適性検査を受けることができます。

www.gallupstrengthscenter.com
ストレングスファインダーを提供しているサイトです。

この本では、「34の強み」を提唱しており、適性検査では上位5番までの強みを教えてくれます。ここで重要なのは自分の強みがわかることも1つですが、それ以上に相対比較で自分には「こんな傾向値」があるんだというふうに受け止めることが重要です。上位5位ということは、6位~34位も順番に並んでいるのであって、6位以降はすべて0点ではないということです。

「コンサル業界を目指したかったのに、”戦略性”の強みが上位5位に入っていなかった。。。」と考えるのではなく、「6位に入っているかもしれないのでとりあえずコンサル業界は目指し続けてみよう」と考えるのが精神衛生上も正しいかと思います。

私の強み

私の強みは以下の5つが出てきました。

・慎重さ
・回復志向
・分析思考
・戦略性
・収集心

慎重に行動することが一番で、何か課題や問題を解決(回復)する志向性があり、そのためには戦略的に順序立てて仮設を構築し、課題解決のためには情報の収集と分析を行う。

新卒のころに上司に言われたのは、「サービス業じゃなくて、研究職としてフラスコ振ってる方がいいんじゃないの?」でした。笑

うんたしかに。。。

他のストレングスは、協調性だったり、コミュニケーションだったり、共感性だったり、いわゆる他人とつながることを重要と感じている方に多い強みもあるのですが、私は他人とのつながりをまったく重要視していないみたいです。(自己顕示欲は強い方でしたが、それは自分のことを見ているのであって、他人を大切にしていないので別。)

ただ飲食業の世界で、
「なぜ私たちのお店のような高級店にお越しになるのか?」
「彼らお客様の望みは何なのか?」
「その望みを叶えるための私たちのサービスはどうあるべきか?」
お客様と話すことが苦手だった私は、以上のような思考をすることで、飛躍的に仕事が楽しくなったんです。もちろん、OB訪問で来てくださる学生さんの相手も、スランプの後輩へのメンターも。すべて「課題解決」を基本としているので、呼吸するかのごとく当たり前にできていることが楽しくて仕方ありません。

強みはどのように作られているのか?

このストレングスを使う中で、皆さんに必ず知っておいてほしいことがあります。それはどのようにして強みが作られるのか?です。
就活でよくみる残念な「強み」の中に、「笑顔・コミュニケーション能力・体力・理系・文系・他人を思う心」などがありますが、今回のストレングスとの違いはどのようにして強みが作られるのか?による違いが大きいと思っています。

そもそも強みの作られ方ですが、「幼少期の頃から半強制的に行動・思考しなければならなかった家庭環境・外部環境」が影響しています。
その自分にとって特殊な環境に居続けていることで、呼吸をするかのように行動・思考しているので、ゆっくりとですが適応していきます。その際にできた癖=強みになっているのです。
難しいでしょうか。。。

例えば戦略性×包含×親密性を持っている方がいるとします。1つの事例として読んでほしいのですが、その方の過去は「転勤族」でした。両親の都合で、強制的に学校や友人コミュニティーが変わってしまい、子供ながらに考えていたことは「どのようにして、新しい場所に適応していくか」でした。戦略的に成功と失敗を繰り返し、親密になる極意を身につけていくことになります。合わせて包含は母性のように包み込むフォロー好きのようなイメージですが、転勤族である自分と同じ境遇の転入生には同じつらさを味わってほしくないという考えが癖になっています。この方は、私の尊敬する上司のひとりなのですが、気づけばこっそりとフォローしてくださいます。それがさりげなさすぎて、フォローするのは呼吸するのと同じくらいの温度感なんです。


わかりますでしょうか。学生さんが失敗する強みの表現は、今直近で思いつく「いつも心がけていること」なのです。意識しなければ表面に現れない行動。友人・他人のことを喜ばせる自分素敵!みたいな自己重要感が満たされる環境。それらの行動回数が比較的に多いからということで、強みになってしまうんですね。表面的なものではなく、呼吸しているかのごとく当たり前にしてしまっている行動・思考です。面接などで強みを深堀りされるような質問に答えられない・薄っぺらい学生さんはぜひストレングスファインダーを活用してみてください。
今まで普通に感じていた自分の行動特性が、実は立派な強みだったのです。そしてそれはなぜできたのか?由来をしかりと深堀してください。

  1. 強みがわかる
  2. 強みの由来・源泉がわかる
  3. その強みを使って、成功体験とマッチングさせる

就活で重要なのは、いかに関連性のある抜け穴のないストーリーを作るかです。今回わかった強みをもとに幼少期からの記憶を振り返り、一方で大学生活の成功体験とリンクさせる。難しい作業なので、私は学生の頃にはできなかったのですが、ストレングスを知った皆さんにはできるはずです。もし難しく壁に当たってしまったのであれば、ご連絡いただけましたらフォローさせていただきます。

ストレングスでグッドサイクルを作る

人1人に与えられた時間は有限で、できることも限られています。だからことチームで企業で活動するのであって、一人では数百万しか売り上げられないものも、チームになれば何倍もの成果になることもあります。では、その中で自分にできることは何か?できないことを克服するよりも、できることを高めていった方がチームに貢献できる成果は大きくなりますよね!
そうなると、するべきことは一つです。

自分の持つ強みを最大限活かしきって、生きていくことです。それをグッドサイクルと呼んでみましょう。私のグッドサイクルは
慎重に行動することが一番で、何か課題や問題を解決(回復)する志向性があり、そのためには戦略的に順序立てて仮設を構築し、課題解決のためには情報の収集と分析を行う。
こうなります。特に不満はありません。
皆さんも、強みのグッドサイクルを作り、今できることを最速で回していくことでスキルアップしてもらえればと思います。もしグッドサイクルをうまく組み上げることができない場合、私も全力でフォローいたしますので、コメントくださいませー!

ストレングスを語り合えるコミュニティを作ろう

正直な話、ストレングスを知ったところで一人のチカラでは限界があります。就職活動でも行き詰まることもありますし、社会人となり企業に就職しているなら上司の理解を得なければグッドサイクルを回そうにもネガティブな業務だけを渡されるかもしれません。そのため、必ずコミュニティを作ってください。ストレングスを知ったところで行き詰まってしまえば、本来の自分をさらけ出すことができません。また、自分の独りよがりに解釈を間違えたときにもブレーキをかけてもらう仲間を作っておくことは非常に重要です。

※ここで、無能な上司がストレングスを使用して円滑なマネジメントをできないことには触れないですし、そもそも一つの部署だけがストレングスで盛り上がって、他部署との共通言語での会話ができなくなってしまうと問題なので、企業へのインストールに関しては割愛をさせていただきます。また、大手企業になればなるほど、業務は細分化され「誰でもできるし、個性や強みを求めていない」ことがほとんどなので、その点も割愛いたします。

まとめ

今回のストレングスのお話しはいかがでしたでしょうか。

  • ストレングスを調べてみよう
  • ストレングスは上位5位の表示なので、別の因子も持ち合わせている
  • ストレングスを持った由来をしっかりと深掘りして自分を知る
  • 深掘りして理解した自分の強みを日々の生活に活かす
  • 日々の生活をよりよくするためにグッドサイクルを生み出す
  • ストレングス仲間を作る

ここまで成熟すれば、飛躍的に仕事の質が向上するかと思います。
皆さんに素敵なビジネスライフが訪れますように。ではまた。